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カテゴリ:本( 118 )

一気に秋に

ここ数日で急に秋らしくなりました って、もうすぐ11月だものね
スカイビルのクリスマスツリーも着々と出来上がっていきます

ハロウィンはいまいちどうでもいい感じがありますが、
クリスマスの街の雰囲気はとても好きです
寒い時期のイベントはただそれだけでほっこりするのかもしれません
ま 我が家では特にクリスマスにイベントはしませんが
普段よりちょっといいお酒を飲むくらいかな(やっぱり酒だ)
*
益田ミリの「大阪人の胸のうち」という本が面白かった
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・「子供の頃からボケとツッコミができて、ノリが良くて面白い」
 東京でよく語られる大阪人のイメージに気を良くして、
 大阪で暮らしていたときには、自分が「ボケもツッコミもノリも普通以下」
 の人間だったことを隠せると思ってしまう勘違い大阪人

・待ち合わせに遅れてくる際、「ごめんね」でなくて「ちゃうねん」と話し始める
 最後には相手に「そか。大変やったなー」と言わせてしまう

などなど、わかるー、という話がいっぱいでした
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by popomama1230 | 2012-10-31 05:04 |

わたしを離さないで/カズオ・イシグロ

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特別な存在の子供を育てる、全寮制のへールシャム
そこで幼い頃から共に過ごしてきた、ルース(♀)とトミー(♂)との日々を
淡々と思い返すキャシー(♀)
ルースを見送り、トミーももういない
31歳になったキャシーにも、とうとうその日が近づいてきたのだった

恋、友情、葛藤、すれ違い、喧嘩、
さまざまな出来事が今となってはすべてが愛おしい
普通の人間と何ら変わらない、血の通った人生だった

しかし、彼らはみな「提供者」として作られた存在であり、
学校を卒業すれば、「提供者」の「介護人」として働き、
やがて通知が来れば、今度は「提供者」となり、
数度の提供の後「使命を終える」
提供とは臓器を提供すること
彼らはそのために作られたクローン人間

それまで劣悪な環境で劣悪な扱いを受けてきた、
臓器提供のためのクローン人間に
へールシャムは、人間と同じ教育を施し、彼らを保護し、
豊かな人生経験を与えた
しかし、彼らの未来は決まっている それは変えることができない
果たしてそれは正しいやり方なのだろうか?
それとも、終わりを目の前に、温かく思い返せる記憶があるだけよかったのだろうか?

・・・・・というお話

設定が設定だけに、入り込めない部分もあったけれども、
読後感は好きな感じだった
再読したら、新たに小さな発見がありそう

タイトルの「わたしを離さないで」は
イメージではJazzのスタンダードの方なんだけど、(コチラ
違う方でした
すごく古臭くてダサい曲なんだけど、(こんな曲
読み終わってから聴いてみたら、痛いくらい切なくなった
そこのシーンの印象は強烈 というかこのお話の象徴だもんな

カズオ・イシグロの他の本も読んでみようと思う
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by popomama1230 | 2012-08-08 05:01 |

「酒」と作家たち/浦西和彦編

酒にまつわる本は、無条件に選んでしまう
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今はもういない偉大な作家たちとの酒の思い出を
さまざまなヒトらが語るショート・エッセイ集

■女性の作家としては、林芙美子さんだけでしたが
かっこいい呑みっぷりだったのですねー

 「たいていが、コップで、それも日本酒、おつまみは、葉トウガラシで、
 それを箸でちょいとつまんではグーと一気に呑み乾す」


■「月よりも太陽のほうがよっぽど哀しい。
太陽の哀しみを歌わなくちゃならないんだよ、我々は」
と言った、草野心平さんが、晩年に書いたという詩がよかった

 婆さん蛙ミミミの挨拶

 地球さま。
 永いことお世話さまでした。
 さやうならで御座います。
 ありがたう御座いました。
 さやうならで御座います。
 さやうなら。

■酒を飲むその時の外の我を見れば生きてあるごとし死にてあるごとし

 萩原朔太郎
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by popomama1230 | 2012-08-03 04:29 |

ミツ バルテュスによる四十枚の絵

家人がお土産に買ってきてくれました
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猫の絵本です
といっても、絵だけのお話
リルケが序文を書いていて、それもとてもよかった
何度でも読みたい
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by popomama1230 | 2011-12-13 04:08 |

子宮会議/洞口依子

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ドラマに出てたらついつい見てしまう女優さんのひとり、洞口依子さん

2004年に子宮頸がんで子宮の全摘手術をされたそうです
当時38歳で、愛する旦那さんがいて、
子供もいつか欲しいと思っていた彼女にとっては、それは過酷なことでした
私も今年38歳になるので、自分と重ね合わせて読んでしまいました

子宮がない=女ではない

とは、私自身全然思いませんが、もし同じ立場になったら
そんなふうに思い悩むのかなぁ

洞口さんはきれいだし、きっとずぅっと素敵な女性だと(勝手に)思います

何より、いのちが、生きることが、一番大事なんですよね

猫とお酒が好きで、ウクレレでバンドもやってるんだって!

PAITITI/Picnic
可愛すぎる
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by popomama1230 | 2011-03-11 03:22 |

ロング・グッドバイ/レイモンド・チャンドラー著 村上春樹訳

寝る前に数ページずつ読んでた本をa0094915_3254313.jpg
やっと読み終えました

タフで冷静な主人公マーロウは
ほんの短い期間を友人として過ごした、
レノックスという男の死の謎を解くために
危険を顧みず敵に立ち向かう

マーロウの前では紳士を演じていたレノックス
本当はどんな男だったのか

同じ世界に生きて、分かり合っていたつもりが
実は全然別の世界にいて
何一つお互いが触れ合っていなかった
(恋愛とか価値観の違いではなく、人道的に、あるいは法的に)
そんな経験がある人には
きっととてもせつないお話

ロング・グッドバイとは
ぴったりなタイトルだった

映画にもなってるらしいので、
観てみようと思います
(しかし某ブログで、「ラストシーンは原作と真逆」
 と書いてあって、ちょっと迷う)
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by popomama1230 | 2010-10-04 03:27 |

生きもののおきて/岩合光昭 著

動物写真家の岩合さんの、写真&エッセイ
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アフリカの動物たちの興味深い話がいっぱいです

タイトルを見たときパっと思い浮かんだのは
「野生の動物は、空腹のときにしか狩りをしない」
というどこで覚えたかも定かでない定義
そういった「おきて」のお話が書いてあるのかな、と思った


でも、ライオンはチーターの子供を食べもしないのに殺すことがあるし
トムソンガゼルを半殺しの状態でいたぶったりするという
私たちが知っている「野生のおきて」と違う

岩合さんは書いています

「殺したいから殺す」それもライオンの現実なのかもしれない、と

人間は、自分たちの納得がいきやすいストーリーを作って
なんでもその型とか定義にあてはめようとする
真実はもっと複雑で説明がつかないことが多いし
意味のないことだってたくさんあるかもしれないのに

メディアも、母親が身を呈して子供を守る、といったような
感動的な映像を多く流す 母性愛の美しさを語る
大衆が見たいと思ってることを、メディアは作る
「母が子を守る」とみんな思いたいのだ

岩合さんは書いています

野生動物には本来、襲われたのが自分じゃなくてよかった、
という要素があるように思える。襲われたのが自分の子であっても。


本に収録されている、ハイエナの後姿の写真が
なんとも可愛らしかったな
こんな可愛い動物なのに、
慣用句で「ハイエナのような奴め」とか言われちゃうんだなぁ
と気の毒になりました
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by popomama1230 | 2010-07-18 04:15 |

いわずにおれない/まど・みちお著

まどさんは、みなさんもよく知っている
a0094915_3311454.jpg「ぞうさん」や「やぎさんゆうびん」の詩(詞)を書いたひと
現在100歳です

本人は謙虚に否定されてますが
聖人とはまどさんのような人を言うのかもしれない

この世のすべてのものをいとおしみ
他のいのちを犠牲にしながら生きていることを忘れず
今、ここ、に存在していることを感謝する

そんな達観したまどさんですが
詩はほとんどがひらがなで
子供でも読めます 楽しく読めます
でも 大人になった人たちに是非読んでほしいです

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すべてのものが読んでもらいたがっているようにも見える。
自分のほんとの姿を、ほんとの声を読みとってほしいと言っとるように・・・。
だから私の詩は「ゆのみ」なら、
ゆのみという存在を読んだ読後感のようなもんなんです。
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自然の法則というものは、ものすごく大きく、愛に満ちているように思われます。
本当は生かされている私たち人間に、
「自分は自分で生きている」と思わせてくださってるくらいに
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私たちが毎日、「今日の死」を見送っているというのも、発見のひとつです。
せっかくやってきた今日という日は、生まれたと思うとすぐ立ち去ってしまう。
そんな重大事が、なんでもない当たり前のことのように
日々繰り返されておるんですね。
それは、私たちが自分自身の死を迎えるとき、あわてふためかずにすむようにと、
天が練習をさせてくださってるんじゃないか
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ぼくが ここに

ぼくが ここに いるとき
ほかの どんなものも
ぼくに かさなって
ここに いることは できない

もしも ゾウが ここに いるならば
そのゾウだけ
マメがいるならば
その一つぶの マメだけ
しか ここに いることは できない

ああ このちきゅうの うえでは
こんなに だいじに
まもられているのだ
どんなものが どんなところに
いるときにも

その「いること」こそが
なににも まして
すばらしいこと として
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by popomama1230 | 2010-06-11 03:32 |

寄り道

阪急三番街のイベント広場で
「自由価格本と文房具五味の市」をやっていたので
ついつい寄り道

思わず手に取ったこの本を購入

「気がつけば、おぽん酒/中島有香」
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「おぽん酒」は「ポン酒」に敬意を込めて、とのこと

著者は、もともとお酒が呑めなかったのが
新潟に越してから日本酒の魅力のとりこになり
「利き酒師」の資格まで取られたそう

新潟の美味しそうな地酒と
それにぴったりな一品レシピが50品掲載されてます
エッセイも楽しい 写真も素敵
レシピ、活用しようと思います


a0094915_2574035.jpg他に100円で可愛い一筆箋や絵葉書を数点買う
あんまり使うことないんだけど・・・・
まいっか!
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by popomama1230 | 2010-05-26 02:59 |

猫、この知られざるもの/ジョエル・ドゥハッス著

本屋さんで猫がテーマの本、
a0094915_513799.jpg猫が表紙になっている本、
はついつい買ってしまいます


以下本文より:

 猫は多くの人々が失ってしまった現実を生きています
 猫は「本当の夢」を見ることができ
 死によって最後に到達できる、
 「別世界の現実」を知っているのです
 猫は死を恐れない、なぜなら死とは
 私たちをしばりつけている不自由なこの世から
 解放されることだと猫は知っているからです
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by popomama1230 | 2010-04-22 05:02 |