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映画@ペルセポリス

2日連続で映画館
女性サービスデーということもあってか、女性客でほとんど席は埋まってました

事前に見てたフライヤーから、勝手に、軽めでオシャレな映画かと思ってた
確かに絵は可愛いし、コメディな描写もたくさんあるんだけど、
実際は、重く、激動の時代を描いたノンフィクションでした
でも、悲壮感はありません。
それは魅力的なイラストと、主人公マルジャンの生命力のおかげかな。

イラン革命とイラン・イラク戦争の時代を生きてきたマルジャン(映画の監督でもある)の
半生を描いたアニメ。
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イスラム圏の人、というと、なんだか私は遠い世界で、始終神に祈ってて、
全然違う価値観をもってる人たちなんだという感覚があったのだけど、
そんなことないんだなぁ
ロックが好きだったり、お酒を飲んだり、恋をしたり、
私たちと同じ感覚を持っている
ただ、大きく違うのは、社会情勢。
日常的に行われる処刑、投獄、空襲、厳しい風紀の取り締まり、
彼女たちは少女のころからいつも「死」の近くにいたのです
私には想像つかない世界・・・
映画@ペルセポリス_a0094915_1013646.jpg

マルジャンの家族はみなモダンな考えの持ち主で
どんなときもマルジャンに希望を与えます
特におばあちゃんは素敵でした

「どんなときも自分に公明正大に」

というおばあちゃんの言葉が印象的でした
世界中のすべての人に、今聞いてほしい言葉かもしれません
もちろん、私も。
by popomama1230 | 2008-01-17 10:08 | おでかけ
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